猫のおもらし対策ガイド|初心者でもできる簡単なチェックポイント

トイレ

「またおもらししてる…」
そう気づいた瞬間、片付けの大変さよりも、まず 「うちの子、どこか具合が悪いのかな?」 と心配になりますよね。
猫は本来とてもキレイ好きで、トイレの失敗は何かを伝えたいサインであることがほとんどです。

忙しい毎日の中で、何度も続く粗相に落ち込んでしまったり、
「私の育て方が悪いのかな…」と不安になってしまう方も少なくありません。
でも大丈夫。おもらしには必ず原因があり、ポイントを押さえれば無理なく改善できます。

この記事では、猫のおもらしに悩む飼い主さんが、今日からすぐに取り入れられる
“簡単なチェックポイント” を分かりやすくまとめました。
猫の気持ちを理解し、安心して過ごせる環境づくりに役立ててくださいね。


  1. 猫がおもらしをしてしまう主な原因
    1. トイレ環境が合っていない(位置・形・砂)
    2. ストレスや生活環境の変化
    3. 泌尿器系の病気(膀胱炎・結石など)
    4. 高齢化による機能低下
    5. 多頭飼いによるトイレ争い・縄張りストレス
  2. 今すぐ確認できる“簡単チェックポイント”
    1. トイレの清潔さ・砂の量は十分か
    2. トイレの数と置き場所が足りているか
    3. 猫が安心して入れる動線になっているか
    4. 最近の生活変化(模様替え・来客・引越しなど)はないか
    5. 体調不良のサイン(頻尿・血尿・鳴き声)に気づけているか
  3. 病気の可能性を疑うべきサイン
    1. トイレに何度も行くが少量しか出ない
    2. 排尿時に痛そうに鳴く
    3. おしっこの色・においがいつもと違う
    4. 全く排尿しない(数時間以上)※特に危険
    5. 水を異常に飲む・飲まない
  4. 自宅でできる正しい対処方法
    1. 怒らず静かに片付ける(NG行動を避ける)
    2. トイレの種類・砂・位置を“ひとつずつ”改善する
    3. 猫が落ち着ける隠れ家スペースを作る
    4. ストレス要因を減らす(音・におい・環境)
    5. 清潔なトイレを維持するための習慣づくり
  5. 再発を防ぐための予防策
    1. 猫の好みのトイレ環境を把握する
    2. 定期的なおしっこチェックを習慣化する
    3. 猫の年齢に合わせたトイレ選びをする
    4. 運動量・遊び時間を確保してストレスケア
    5. 多頭飼いの場合は“猫+1”のトイレ設置を徹底
  6. まとめ|おもらしは“困った行動”ではなく大切なサイン
    1. 原因を知れば必ず改善できる
    2. 飼い主の不安も猫のストレスも減らせる
    3. 今日できる小さな改善が、猫の安心につながる

猫がおもらしをしてしまう主な原因

トイレ環境が合っていない(位置・形・砂)

猫はトイレへのこだわりがとても強い動物です。
ニオイが残っていたり、砂の種類が変わっただけでも「ここでしない」と避けることがあります。
特に、フード付きトイレや深すぎるトイレが苦手な子もいます。

ストレスや生活環境の変化

来客、模様替え、引っ越しなど、環境のちょっとした変化でもストレスを感じる猫は多いです。
ストレスによってトイレを失敗してしまうケースはよくみられます。

泌尿器系の病気(膀胱炎・結石など)

猫のおもらしで最も注意すべき原因です。
頻尿、血尿、痛がる仕草が見られる場合は、膀胱炎や尿路結石が疑われます。
放置すると悪化し命に関わることもあるため、早めの受診が必要です。

高齢化による機能低下

高齢になると、筋力低下や認知機能の変化によってトイレに間に合わないことがあります。
シニア猫には段差の少ない浅いトイレが適しています。

多頭飼いによるトイレ争い・縄張りストレス

多頭飼いの場合、見えない縄張り争いでトイレが使いづらくなることがあります。
「猫の数+1個」のトイレ設置が基本です。


今すぐ確認できる“簡単チェックポイント”

トイレの清潔さ・砂の量は十分か

猫は汚れたトイレを嫌います。
1日1〜2回の掃除で清潔を保ち、砂の減りも定期的にチェックしましょう。

トイレの数と置き場所が足りているか

ワンルームに1個では不足することもあります。
家の構造や猫の動線に合わせて複数箇所に置くのがおすすめです。

猫が安心して入れる動線になっているか

通り道が狭い、騒音がある場所、家族の行き来が多い場所は避けましょう。
「静かで逃げ場がある場所」が理想です。

最近の生活変化(模様替え・来客・引越しなど)はないか

環境変化は猫にとって大きなストレス要因です。
変化後におもらしが増えたなら、原因のひとつと考えられます。

体調不良のサイン(頻尿・血尿・鳴き声)に気づけているか

普段よりトイレの回数が多い、痛そうに鳴く、血が混じるなどは病気のサインです。
早めに動物病院を受診しましょう。


病気の可能性を疑うべきサイン

トイレに何度も行くが少量しか出ない

膀胱炎や尿路結石の典型的な症状です。
早急な受診をおすすめします。

排尿時に痛そうに鳴く

痛みがある場合は病気の可能性が高く、放置は危険です。

おしっこの色・においがいつもと違う

赤い・濁っている・強いにおいは異常のサインです。

全く排尿しない(数時間以上)※特に危険

尿閉の可能性があり命に関わります。
この状態は緊急事態としてすぐに病院へ。

水を異常に飲む・飲まない

飲水量の変化は腎臓・泌尿器のトラブルの可能性があります。
早めの受診を。


自宅でできる正しい対処方法

怒らず静かに片付ける(NG行動を避ける)

怒ると「トイレ=怖い場所」と思い込み、さらに粗相が増える悪循環に。
淡々と片付けるのが最善です。

トイレの種類・砂・位置を“ひとつずつ”改善する

一度に全部変えると猫が混乱します。
砂→トイレの形→位置、のように順番に試すのが成功のコツです。

猫が落ち着ける隠れ家スペースを作る

段ボールやキャットハウスなど、安心できる場所があるだけで粗相が減ることがあります。

ストレス要因を減らす(音・におい・環境)

大きな音、強い匂い、見知らぬ人などは猫にストレスを与えます。
できる範囲で落ち着ける環境づくりを。

清潔なトイレを維持するための習慣づくり

毎日のルーティンにすると、猫も安心して使えるようになります。


再発を防ぐための予防策

猫の好みのトイレ環境を把握する

砂の種類、トイレの深さ、位置など、猫にも個性があります。
一度合うパターンが見つかれば再発はぐっと減ります。

定期的なおしっこチェックを習慣化する

におい、色、量を日頃から確認しておくと、異変にすぐ気づけます。

猫の年齢に合わせたトイレ選びをする

シニア猫には出入りしやすい浅いトイレが◎。
若い猫には広さを重視すると快適に使ってくれます。

運動量・遊び時間を確保してストレスケア

遊びはストレス軽減に効果的です。
1日数分でもコミュニケーション時間を確保しましょう。

多頭飼いの場合は“猫+1”のトイレ設置を徹底

3匹なら4個、2匹なら3個というのが理想です。
これだけで争いが減り、粗相の改善につながります。


まとめ|おもらしは“困った行動”ではなく大切なサイン

原因を知れば必ず改善できる

おもらしは「悪い子」だからするのではなく、体や心のS0Sであることがほとんどです。

飼い主の不安も猫のストレスも減らせる

原因をひとつずつ解消するだけで、猫も飼い主も毎日がぐっとラクになります。

今日できる小さな改善が、猫の安心につながる

トイレ環境の見直し、ストレスケア、早期の病気発見。
どれもすぐに始められることばかりです。
あなたと猫ちゃんが毎日安心して過ごせますように。

◆最後に…
猫の「トイレ」トラブルは、トイレの置き場所や数、猫砂の種類、掃除の頻度など、環境のちょっとした変化が原因になっていることが少なくありません。

一つずつポイントを見直し、猫が安心して使える環境を整えることで、粗相や失敗が減っていくケースも多いです。

ただし、急なトイレトラブルやいつもと違う様子が見られる場合は、無理に様子を見るのではなく、早めに動物病院へ相談することも大切です。
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