フードの切り替えで失敗しない手順と注意点

食事

「新しいフードに変えたいけれど、下痢や嘔吐が心配…」
「どれくらいの期間で切り替えるのが正しいの?」

猫のフード切り替えは、実はとても繊細な作業です。
猫の腸は急な変化に弱く、突然新しいフードに変えると
●下痢
●軟便
●吐き戻し
●食欲不振
などのトラブルが起きやすくなります。

しかし、正しいステップを踏めば、ほとんどの猫はスムーズに新しいフードに慣れます。

この記事では、
●失敗しない切り替えのやり方
●日数ごとの具体的な割合
●注意すべき危険サイン
●切り替えがうまくいかない時の対処法
をわかりやすくまとめました。

愛猫の負担を最小限にし、安心して新フードへ移行しましょう。

猫のフード切り替えでトラブルが起きやすい理由

猫の腸は“変化に弱い”から

猫は本来、同じ食事を続ける生活に適応した生き物。
急な変更は腸内バランスを乱し、下痢や嘔吐の原因になります。

原材料が大きく変わると消化が追いつかない

例:

チキン → サーモン
穀物あり → グレインフリー
高脂質 → 低脂質
など

成分の違いが大きいほど、慎重な移行が必要です。

食物アレルギーが隠れていることもある

体に合わない原料が入っていると軟便や皮膚トラブルが起きることも。

【完全版】フード切り替えの正しい手順(7〜10日)

DAY1〜3:新フード 25% + 旧フード 75%

まずは少量からスタート。
この期間に軟便が出る場合は“さらにゆっくり”に調整。

DAY4〜6:新フード 50% + 旧フード 50%

半々にして様子を見る。
●便の硬さ
●吐き戻し
●食欲
をチェック。

DAY7〜9:新フード 75% + 旧フード 25%

ほとんどの猫がこの段階で慣れてきます。

DAY10〜:新フードのみ(100%)

ここで下痢が続く場合は“体質に合わない可能性”があるため別のフードも検討。

上手く切り替えるためのコツ

便の状態を毎日確認する

切り替え成功の最大の指標は うんちの状態。

良い便:形がある・硬すぎない
軟便:注意
水のような下痢:即中断

食事を小分けにして胃腸の負担を減らす

1日2回 → 3〜4回に増やすと消化しやすくなります。

ウェットフードを混ぜると移行がスムーズ

水分が増えるため消化が楽になります。

おやつを控えめにする

切り替え期間中は腸を休ませるため、刺激の強いおやつはNG。

新フードは“少量パック”で試す

大袋を買って後悔するトラブルを防ぎます。

切り替えの途中で下痢が出たときの対処方法

新フードの割合を一段階戻す

例:50%で下痢 → 25%へ戻す
これが最も効果的な調整方法。

元のフードに完全に戻して様子を見る

2〜3日で便が戻る場合は“急すぎた”のが原因。

整腸剤・乳酸菌を取り入れる

猫用乳酸菌
ビオフェルミン(獣医師推奨の場合)

フード自体が体に合っていない可能性も

便が改善しない場合は、原材料や脂質バランスが体質に合っていません。

病院へ行くべき危険な症状

● 水のような下痢が24時間以上続く

● 血便・黒い便が出る

● 嘔吐を繰り返す・食欲がない

● 元気がなくぐったりしている

特に 子猫・シニア猫 は早めの受診が必要です。

まとめ|フード切り替えは“ゆっくり丁寧に”進めるのが成功の鍵

猫のフード切り替えは、思っている以上に慎重に行う必要があります。

● 7〜10日の移行期間が基本
● 少量ずつ混ぜていく
● 便・食欲・体調を毎日チェック
● トラブルが出たら割合を戻す
● 改善しない時は別のフードも検討

この手順を守ることで、下痢や嘔吐といったトラブルを避けながら
安全に新しいフードへ移行できます。

愛猫の体質に合ったフードに切り替え、
より健康で快適な毎日をサポートしていきましょう。


フードの切り替えは、やり方次第で「食べない」「吐く」「食べムラ」につながることがあります。
不安なときは、食事トラブル全体の原因と対処の順番を確認してから進めると安心です。

猫の食事トラブル完全ガイドで、原因と対処法をまとめて確認する

◆最後に…
猫の「食事」に関する悩みは、フードの種類や与え方、 年齢や体調の変化、生活環境などが影響していることが少なくありません。

猫の様子をよく観察しながら、無理のない範囲でフードの見直しや食事環境の改善を行うことで、食欲や体調が安定してくるケースも多いです。

食欲不振が続く場合や急な体重変化が見られるときは、 自己判断せず、早めに動物病院へ相談するようにしましょう。
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