ケージを嫌がる猫を慣れさせるステップガイド

しつけ

「ケージに入れようとすると逃げる…」
「入れても鳴き続けてかわいそう…」

ケージを嫌がる猫はとても多いですが、
実は **正しいステップを踏めばケージを“安心できる場所”として使えるようになります。**

猫がケージを嫌がる理由は、
● 狭い場所が怖い
● 過去の経験がストレスになっている
● 急に閉じ込められたと感じる
● 匂い・場所・環境が不快
など様々。

無理に入れると逆効果で、
ますますケージを嫌うようになります。

この記事では、
● ケージが嫌いになる理由
● おすすめの慣らし方ステップ
● 快適に過ごせるケージ環境
● 絶対にやってはいけないNG行動
を初心者でも分かりやすく解説します。

時間をかければ、ケージは猫にとって“安心の巣”になります。

猫がケージを嫌がる理由とは?

1. 初めての場所が怖い

猫は変化が苦手なため、初見のケージは「危険な場所」に感じやすい。

2. 過去に嫌な思い出がある

動物病院で使ったキャリー・ケージと似ていると警戒することも。

3. 匂い・音・設置場所が落ち着かない

騒がしい場所や人通りの多い場所だと落ち着けません。

4. 急に閉じ込められた経験がある

“閉じ込められる=怖い場所”と記憶されてしまう。

ケージ嫌いを克服するステップガイド

Step1:ケージは「開けっぱなし」で置くだけ

いきなり入れず、まずは存在に慣れさせる。

● 出入り自由
● 扉は完全に開けておく
● 匂いをつけられるように普段使いのブランケットを入れる

→ 1〜数日かけてケージを“安全な場所”と認識。

Step2:ケージ内を「居心地のいい空間」にする

猫が自然と入りたくなる工夫をする。

● お気に入りの毛布
● 高さのあるベッド
● おやつを中に置く
● 日当たり・風通しの良い場所に設置

→ ケージが“快適な部屋”として機能し始める。

Step3:短時間だけ入る練習をする

強制ではなく、猫から入ったときに扉を軽く閉めてみる。

● 最初は3〜5分
● 鳴いたり嫌がったらすぐ開ける
● 成功したら褒める・おやつ

→ 慣れるまで数日かけてOK。

Step4:少しずつ滞在時間を伸ばす

10分 → 20分 → 30分と段階的に延ばしていく。

● ケージ内でおやつを食べさせる
● ケージの中で遊んであげる
● リラックスできたら静かに褒める

→ “嫌いな場所”から“落ち着く場所”へ変わる。

Step5:扉を閉めても安心できるようにする

最終ステップ。

● 食事の時間だけ扉を閉める
● 留守番の短時間に使ってみる
● 夜寝るときのハウスとして使う練習

無理をさせず、猫のペースに合わせるのが成功のコツ。

ケージを快適にする工夫

1. 匂いのついたものを入れる

猫は自分の匂いがある場所を安心と感じる。

2. 見晴らしの良い位置に設置

高めの位置・静かな場所がおすすめ。

3. ケージ内に“隠れ場所”を作る

囲われたベッドや箱があると落ち着きやすい。

4. トイレ・ベッド・食器の配置を工夫

三段ケージなら上下で分けられ、ストレスが減る。

絶対にやってはいけないNG行動

1. 嫌がっているのに無理やり入れる

一度恐怖心を植えつけると長期的な拒否につながる。

2. 鳴いているのに長時間閉じ込める

逆に「ケージ=怖い場所」という記憶になる。

3. 罰としてケージに入れる

ケージが「罰の場所」になると絶対に好きになりません。

4. 初日から長時間の留守番をさせる

ケージ慣れは“数日〜数週間”かけて行うもの。

まとめ|ケージは“怖い場所”から“安心できる巣”へ変えられる

猫がケージを嫌がるのは、
● 不安
● 過去の経験
● 環境の問題
が原因です。

叱ったり無理に閉じ込める方法は逆効果。

【慣らし方の基本ステップ】
1. 開けっぱなしで置いて慣れさせる
2. 居心地のよい空間にする
3. 短時間だけ入る練習
4. 滞在時間を延ばす
5. 扉を閉める練習

この順番で、必ずケージは“安心できる場所”になります。

時間をかけて信頼関係を守りながら、
猫に優しいケージトレーニングを進めてくださいね。

◆最後に…
猫の「しつけ」に関するトラブルは、環境の変化や飼い主との関わり方、猫自身の性格などが影響しているケースが少なくありません。

一つひとつの原因を見直し、猫の気持ちに寄り添った対応を続けることで、行動が落ち着いてくることも多いです。

無理に叱ったり矯正しようとせず、改善が見られない場合や不安が強いときは、獣医師や行動学に詳しい専門家へ相談することも検討してみてください。
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