子猫期にやっておきたい社会化トレーニング

しつけ

子猫の「社会化期」は、生後2〜7週ごろのとても短い期間。
この時期にどんな経験をするかで、
成猫になってからの性格や行動が大きく変わると言われています。

● 人に慣れる
● 音や環境に慣れる
● 他の猫や動物と適切に関われる
● ケアを嫌がらない(爪切り・歯磨きなど)

社会化が上手くできた猫は、
ストレスに強く、問題行動が少なく、安心して暮らせるようになります。

逆に、社会化が不足すると
「触られるのが苦手」「来客でパニック」「爪切りNG」など、
日常で困ることが増えてしまうことも。

この記事では、子猫期に必ずやっておきたい社会化トレーニングと
無理なく進めるコツ、注意点をわかりやすくまとめました。

未来のために、今できることを始めましょう。

社会化トレーニングとは?

1. 子猫が“世界と安全に関わる方法”を学ぶ時期

社会化期は、生後2〜7週前後。
この時期は好奇心が高く、さまざまな刺激を学びやすい時期です。

2. 成猫になってからでは難しい場合がある

成猫は警戒心が強くなり、
慣れないものへの恐怖が固定されてしまうことがあります。

3. ストレス耐性が高い猫になる

社会化された猫は、
新しい環境・人・音にも落ち着いて対応できるようになります。

子猫期に必ず経験させたいトレーニング

1. 人に慣れる(触れられる練習)

● 顔まわり
● 体
● お腹
● 足先
● しっぽ
優しく触って「触られる=安心」と学習させる。

→ 将来の爪切り・診察・ブラッシングが楽になる。

2. 抱っこの練習

短時間から始め、嫌がる前に下ろすのがコツ。
無理に抱え込むと逆効果。

3. さまざまな音に慣れさせる

● 掃除機
● テレビ
● ドアの音
● 物音

怖がらない程度の音量で慣れさせると、成猫になっても動じにくい。

4. 来客・他の人に触れてもらう

人見知り防止に非常に効果的。
抱っこではなく“軽い触れ合い”からが安心。

5. 他の猫との関わり方を学ぶ

兄弟や成猫との適切な関わりは社会性を育てます。
※ワクチン前は健康状態に注意。

6. 爪切り・歯磨き・ブラッシングに慣れる

「道具を見せる → 触る → 褒める」の順で少しずつ。

7. キャリー・ケージに慣れる

病院や災害時に必須。
普段から“開けっぱなし”で置き、寝床に使わせると自然に慣れてくれます。

8. トイレ・爪とぎの場所を覚えさせる

成功したら大きく褒めて習慣化。

上手に社会化を進めるコツ

1. 1度にたくさんやらない(疲れさせない)

短時間・少しずつが成功の秘訣。

2. 嫌がる前にやめる

「楽しい」「嫌じゃない」で終わらせることが重要。

3. 褒める・おやつで前向きな経験にする

正の強化は猫に特に効果的。

4. 怖がる様子がみえたら一歩戻る

無理に慣らすと“恐怖が固定”してしまう。

社会化トレーニングでやってはいけないこと

1. 無理やり抱える・押さえつける

恐怖心が強くなり、逆効果。

2. 大きな音を急に聞かせる

パニックになる原因に。

3. 怖がっているのを笑う・からかう

猫のストレスを増やすだけ。

4. 過度に刺激を与える

疲れすぎは逆ストレスに。

子猫の社会化期はとても短いですが、
この時期の経験が将来の行動に大きな影響を与えます。

【やっておきたいこと】
・触られる練習
・音に慣れる
・人慣れ
・猫同士の関わり
・ケアに慣れる
・キャリー・ケージ慣れ

これらをゆっくり丁寧に進めることで、
ストレスに強く、どんな環境にも適応できる猫に育ちます。

無理をせず、子猫のペースに合わせながら
“楽しい経験”として社会化をサポートしていきましょう。

まとめ|子猫期の社会化は一生の財産になる

◆最後に…
猫の「しつけ」に関するトラブルは、環境の変化や飼い主との関わり方、猫自身の性格などが影響しているケースが少なくありません。

一つひとつの原因を見直し、猫の気持ちに寄り添った対応を続けることで、行動が落ち着いてくることも多いです。

無理に叱ったり矯正しようとせず、改善が見られない場合や不安が強いときは、獣医師や行動学に詳しい専門家へ相談することも検討してみてください。
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