フードの変更で起きる下痢・軟便の対処方法

食事

「新しいフードに変えた途端、下痢になってしまった…」
「軟便が続くけど、またフードを変えたほうがいいの?」

猫は食事の変化にとても敏感で、
フードの切り替えが原因で下痢・軟便が起きることは珍しくありません。

多くの場合は“急な変更”が原因ですが、
体質に合わない原材料やアレルギー、さらには病気が隠れているケースもあります。

この記事では、
●フード変更で下痢が起こる理由
●すぐにできる家庭での対処
●正しい切り替えスケジュール
●病院へ行くべき症状
をわかりやすく解説します。

愛猫のお腹を守るために、正しい知識を身につけていきましょう。

フード変更が原因で下痢・軟便が起きる理由

急な切り替えで腸内バランスが乱れる

猫の腸は変化に弱いため、
数日でいきなり新しいフードに変えると下痢をしやすくなります。

特に、タンパク源や添加物が大きく違う場合は要注意。

新しい原材料が体に合わない

鶏 → 魚
牛 → 七面鳥
などタンパク源の違いや、穀物・添加物が原因で軟便になることがあります。

脂質の多いフードに切り替えた

消化しにくい脂質が増えると、
腸が負担を感じて軟便になるケースもあります。

食物アレルギーの可能性

下痢以外に、
●嘔吐
●痒み
●顔周りの赤み
などを伴う場合はアレルギーを疑いましょう。

偶然、胃腸炎や寄生虫が重なっている

フードが原因と思い込んで放置すると悪化することも。

家庭でできる下痢・軟便の対処方法

フード変更を中止し、元のフードに戻す

症状が軽くなるか確認するために、
まずは切り替え前のフードに戻しましょう。

食事量を減らし、回数を増やす(1日3〜4回)

少量なら胃腸への負担が少なく、回復しやすくなります。

ウェットフードを併用して水分を補い、消化を助ける

脱水予防にも効果的。

整腸剤や乳酸菌サプリを使う

●猫用乳酸菌
●ビオフェルミン(獣医師に確認推奨)

腸内環境を整えるサポートになります。

しばらくは刺激の強いおやつを控える

特にジャーキー類・脂質の多いおやつは腸に負担をかけます。

失敗しないフード切り替えスケジュール(7〜10日)

● 1〜3日目:新フード25%+旧フード75%

● 4〜6日目:新フード50%+旧フード50%

● 7〜9日目:新フード75%+旧フード25%

● 10日目以降:新フード100%

途中で軟便が出たら 一段階戻して調整 すると上手くいきます。

フード変更が体に合っていないサイン

下痢が1週間以上続く

消化不良またはアレルギーの可能性。

嘔吐を伴う

胃炎・膵炎・腸疾患など、病気の可能性があります。

元気がない・食欲が落ちている

病院を受診するべき状態。

血便が出る

腸炎・寄生虫などのサインで、早急な受診が必要です。

病院へ行くべき危険症状

● 24時間以上の激しい下痢

● 血便・黒い便・粘液便

● 脱水症状(ぐったり・皮膚をつまむと戻らない)

● 子猫・シニア猫の下痢

少しでも「様子がおかしい」と思ったら受診しましょう。

まとめ|フードの切り替えは“ゆっくり慎重に”が鉄則

フード変更による下痢・軟便は、
急な切り替えや原材料の違いが原因で起こりやすいですが、
正しい方法で切り替えることでほとんど改善できます。

●まず元のフードに戻して様子をみる
●小分けにして与える
●乳酸菌・水分で腸をサポート
●7〜10日かけてゆっくり切り替える
●重症・長引く場合は病院へ

猫に合ったフードに出会えると、
お腹の調子が整い、毎日の食事がもっと楽しくなります。

無理のないペースで、猫の体調を見ながら進めていきましょう。

◆最後に…
猫の「食事」に関する悩みは、フードの種類や与え方、 年齢や体調の変化、生活環境などが影響していることが少なくありません。

猫の様子をよく観察しながら、無理のない範囲でフードの見直しや食事環境の改善を行うことで、食欲や体調が安定してくるケースも多いです。

食欲不振が続く場合や急な体重変化が見られるときは、 自己判断せず、早めに動物病院へ相談するようにしましょう。
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