「2匹目を迎えたいけれど仲良くできるかな…」
「性格が違いすぎてケンカにならない?」
「年齢差があると難しいって本当?」
猫の多頭飼いは、とても楽しい反面、相性や年齢・性格の違いによって
うまくいかないケースもあります。
実際、
・威嚇が続く
・追いかけ回す
・隠れて出てこなくなる
・食欲が落ちる
・トイレの粗相が増える
などの問題行動は、多頭飼いでよく起こるストレス反応です。
しかし、正しい「迎え方」と「距離の取り方」を理解すれば、
初対面から仲良くさせることは十分可能です。
この記事では、
● 多頭飼いが難しいと感じる理由
● 相性・年齢差・性格による組み合わせの特徴
● うまくいく多頭飼いの成功ポイント
猫の多頭飼いが「難しい」と言われる理由
1. 猫は本来“単独行動”の動物だから
基本は単独で縄張りを持ち、他の猫を警戒しやすい。
2. 環境が変わるとストレスが出やすい
新入り猫の匂い・鳴き声・足音が強く刺激になる。
3. 性格の違いが衝突につながることも
・活発な猫
・慎重で怖がりな猫
・甘えん坊
などの組み合わせで距離感は大きく変わる。
4. 年齢差があると“遊びのテンション”が合わない
子猫の遊びが激しく、先住猫が疲れてしまうことも。
相性はどう決まる?年齢差と性格の組み合わせ
★【1】年齢差別の相性の特徴
● 子猫 × 成猫
最も一般的で成功しやすい。
子猫が柔軟に先住猫に合わせることが多い。
● 成猫 × 成猫
性格の相性が最重要。
縄張り意識が強い同士だと時間が必要。
● シニア猫 × 子猫
テンションが合わず、シニア猫が疲れやすい。
慎重な導入が必須。
★【2】性格の組み合わせで見極めるポイント
● 活発 × おとなしい
追いかけ・威嚇が出やすいが“距離の調整”で改善しやすい。
● 甘えん坊 × マイペース
甘えん坊が飼い主を独占しようとしてトラブルになりがち。
● 神経質 × 社交的
神経質な猫は時間をかけて距離を縮める必要がある。
● 同じ性格同士
案外うまくいくことも多い。
生活リズムや遊び方が似ていてストレスが少ない。
うまくいく多頭飼いの成功ポイント
★1. 初対面は絶対に直接会わせない
匂い → 音 → 姿の順に慣れさせるのが鉄則。
★2. 先住猫を最優先に扱う
先住猫の安心が“多頭飼い成功の9割”を決める。
★3. 隠れ家・高い場所・逃げ道を増やす
距離を取れる環境があれば衝突が大きく減る。
★4. ごはん・トイレは“完全に別”にする
● ごはん:別の部屋 or 仕切り
● トイレ:猫数+1以上
資源の奪い合いを防ぐことが重要。
★5. 鳴き声や威嚇があっても焦らない
初期の威嚇は「境界線の確認」であり、敵意ではない。
初対面から仲良くさせる導入ステップ
STEP1:隔離した状態で新入り猫を迎える
別室にトイレ・ごはん・ベッドを用意。
STEP2:匂い交換(タオル交換)で慣れさせる
STEP3:姿が見えない距離で生活音を共有
STEP4:ケージ越し・少しの時間だけ対面
STEP5:短時間のフリー対面 → 共同生活へ
焦らず、猫が自分のペースで距離を縮められるように。
多頭飼いで起こりやすい問題と対処法
● 追いかけ回し → 逃げ場を増やす・高い場所を設置
● 食事の取り合い → 別々に食べさせる
● 粗相 → トイレの数と配置を見直す
● 威嚇が続く → 導入ステップを戻す
● 新入り猫だけが隠れる → 無理に接触させない
まとめ|多頭飼いは「相性」と「導入手順」で成功が決まる
猫の多頭飼いは難しい面もありますが、
正しいステップを踏めばほとんどのケースで仲良くなれます。
【成功に必要なポイント】
・直接会わせず、匂い→音→姿の順で慣らす
・先住猫を最優先に
・高い場所・逃げ場を多く作る
・ごはん・トイレは完全に別
・焦らず猫のペースに合わせる
年齢差や性格の違いがあっても、
環境さえ整えれば“平和でやさしい関係”が築けます。
多頭飼いは猫同士のコミュニケーションが増え、
飼い主にとっても喜びの多い暮らしになります。
安心できる環境を整えながら、ゆっくり新しい関係を育てていきましょう。
