「最近、急に隠れることが増えた…」
「そわそわして落ち着かないのはなぜ?」
猫は体調の変化を“行動”で示すことが多く、
隠れる・落ち着かないといった行動は
●ストレス
●痛み
●病気の初期症状
のサインであることも珍しくありません。
もともと猫は弱みを隠す習性があるため、
「行動の変化=体調の変化」である可能性が高い動物です。
この記事では、
● 隠れる・落ち着かない時に疑うべき理由
● 行動と結びつきやすい病気
● 家庭でできるチェックポイント
● 受診すべきタイミング
をわかりやすくまとめました。
愛猫の“いつもと違う”に気づくための重要なガイドとしてご活用ください。
隠れる・落ち着かない行動が増える理由
1. ストレス・環境変化による不安
猫は環境変化に敏感です。
以下の変化が隠れる行動につながります。
新入り猫・新しい家族
引っ越し
来客
騒音
部屋の模様替え
ストレス時の特徴:
・隅に隠れる
・低い姿勢で移動
・食欲低下
・警戒心の増加
2. 体調不良・痛みを隠そうとしている
猫は弱っている姿を見せないため、体調不良のときに隠れる傾向があります。
疑われる状態
発熱
吐き気
腹痛
呼吸が苦しい
関節痛
普段「甘えん坊」な猫ほど、急に隠れるときは注意が必要です。
3. 病気の初期症状としての行動変化
以下の病気では、隠れる・そわそわする・落ち着かないなどの行動変化がよく見られます。
膵炎
胃腸炎
腎臓病
尿路結石・膀胱炎
心臓病
呼吸器疾患
口内炎による痛み
異物誤飲
「なんとなく落ち着かない」は非常に重要なサインです。
4. 老化による不安・認知機能低下
シニア期には認知症(認知機能不全)による行動変化が起きることも。
特徴
夜に落ち着かず歩き回る
急に鳴く
方向感覚が鈍る
行動変化と結びつきやすい病気のサイン
1. 膀胱炎・尿路トラブル
落ち着かずそわそわする、頻繁にトイレへ行く、鳴くなどの行動。
2. 消化器のトラブル(胃腸炎・膵炎)
痛みが強いため、
● じっとうずくまる
● 高い場所に飛び乗らない
● 隠れる
などの変化が出ます。
3. 口腔トラブル(口内炎・歯痛)
痛みから落ち着かず、口を気にしたり隠れたりします。
4. 呼吸器疾患
呼吸が苦しいと身を低くして隠れることがあります。
5. 神経系・脳のトラブル
突然の行動変化や不安感が強まる場合があります。
家庭でできるチェックポイント
1. 食欲の有無
行動変化+食欲低下は危険度が高いサイン。
2. トイレの変化
尿が少ない
血尿
頻尿
便秘
どれも受診が必要な状況。
3. 隠れている時間が長いか
丸一日出てこない、呼んでも来ない場合は要注意。
4. 呼吸の速さ・姿勢
苦しそうな呼吸は緊急レベル。
5. 歩き方や動きに違和感がないか
痛みや神経症状を示すことがあります。
すぐ病院へ行くべき行動の変化
【躊躇なく受診】
● ぐったりしている
● 呼吸が荒い・早い
● 1日以上食べない
● 嘔吐が続く
● トイレに行くが出ない(尿路閉塞の危険)
● 明らかな痛みのサイン
【当日〜翌日受診】
● 隠れて半日以上出てこない
● 食欲が減っている
● そわそわして落ち着かない状態が続く
【様子見でも良いケース】
● 来客や大きな音などストレス原因が明確
● 数時間で落ち着き、食欲もある
ただし、繰り返す場合は受診推奨。
まとめ|行動の変化は猫が出す“最初のSOS”
猫は体調の悪さを隠す習性があるため、
隠れる・落ち着かない・そわそわするなどの行動変化は非常に重要なサインです。
● ストレス
● 痛み
● 消化器・泌尿器の病気
● 口腔トラブル
● 加齢による変化
などが原因として考えられます。
特に、
・半日以上隠れる
・食欲が落ちる
・呼吸異常
・嘔吐が続く
・トイレトラブル
は早期受診が必要です。
「いつもと違うな」と感じたら、
それは猫が出しているSOS。
早めに気づいてあげることが、健康を守る第一歩です。
