「また吐いてる…」
そんな場面に出くわすと、心配で落ち着かなくなりますよね。
猫は比較的“吐きやすい動物”ですが、なかには病気のサインを含む嘔吐もあります。
元気そうに見えても、急に食べなくなったり、繰り返し吐いたりすると、
「これって普通?」「病院に行くべき?」と不安になりますよね。
でも、嘔吐の種類や状況を見れば危険や緊急性を判断するポイントがあります。
この記事では、猫の嘔吐についてよくある原因、
危険な嘔吐の見分け方、
そして自宅でできる正しい対処法をまとめました。
不安を少しでも和らげ、早めのケアにつなげていただければ嬉しいです。
猫が嘔吐しやすい“よくある原因”
毛玉(ヘアボール)
最も一般的な嘔吐の原因です。
毛づくろいで飲み込んだ毛が胃に溜まり、吐き出すことがあります。
月に数回程度なら問題ありません。
早食い
勢いよく食べる猫は、食べた直後に未消化のまま吐くことがあります。
早食い防止皿や少量ずつ与えることで改善します。
空腹による胃液の逆流(黄色い胃液)
長時間お腹が空くと、胃酸が逆流して黄色い液体を吐くことがあります。
朝方に多く見られる症状です。
ご飯の切り替えが急すぎる
フード変更が急だと胃腸が驚き、吐き戻すことがあります。
7〜10日かけて少しずつ混ぜるのが基本です。
ストレスや環境の変化
引っ越し、来客、騒音、家族の不在などでストレスが溜まると、
胃腸が弱り嘔吐につながることがあります。
危険な嘔吐の見分け方
何度も続けて吐く(1日に何度も)
繰り返す嘔吐は胃腸炎や中毒などの可能性があります。
回数が多い場合は早急な受診が必要です。
血が混じっている・コーヒー色の嘔吐
胃や腸に炎症・出血がある可能性が高く、緊急性があります。
全く食べない・ぐったりしている
嘔吐と同時に元気がない場合は危険信号。
子猫・高齢猫は特に注意が必要です。
異物誤飲の可能性がある
紐、ビニール、植物、おもちゃなどを飲み込むと腸閉塞の危険があります。
無理に吐かせず、病院へ。
水を飲んでもすぐ吐く
重度の脱水や腸閉塞の可能性があり、緊急です。
自宅でできる正しい対処法
食事を数時間控え、胃を休ませる
嘔吐後すぐにご飯を与えると再び吐くことが多いです。
2〜4時間程度休ませましょう(ただし水は少量OK)。
少量の水やぬるま湯を与える
脱水防止のために水分は必要ですが、一度に大量はNGです。
少しずつ様子を見ながら与えます。
ウェットフードを柔らかくして少量から再開
最初はスープ状にして胃に優しい形にし、その後少しずつ通常の食事に戻します。
毛玉ケアフード・ブラッシングを増やす
毛玉が原因の場合はケアを強化すると嘔吐の回数が減ります。
早食い対策グッズを使う
早食い防止皿や定時給餌器が効果的です。
1000〜2000円台で手に入ります。
病院へ行くべきタイミング
- 嘔吐が1日に2〜3回以上続く
- 血が混じる嘔吐
- ぐったりしている・食べない
- 誤飲の疑いがある
- 24時間以上嘔吐が改善しない
特に子猫やシニア猫は体力が落ちやすく危険です。
迷ったら早めの受診が安心です。
まとめ|嘔吐は“異変を知らせるサイン”
猫が吐く行動には、毛玉など心配いらないものから、
病気のサインまでさまざまな原因があります。
大切なのは「いつ、どんな吐き方をしたか」を冷静に見ること。
原因がわかれば、落ち着いて対処できるようになります。
今日できる小さなケアだけでも、猫ちゃんはぐっと楽になります。
あなたと猫ちゃんの毎日が、安心に包まれますように。
