猫の下痢が続くときに考えられる原因
1. フードの急な変更
急にフードを変えると、胃腸がびっくりして下痢を起こすことがあります。
特に子猫は消化が未熟なので影響を受けやすいです。
2. 食べすぎ・消化不良
おやつの量が多い、早食い、脂質の多いフードなどが原因になることも。
3. ストレスや環境変化
引っ越し、来客、騒音、新入り猫など、猫はストレスに弱い動物。
腸の動きが乱れて下痢につながることがあります。
4. 冷えや気温差
体が冷えると腸の動きが悪化し、便がゆるくなりやすいです。
5. 寄生虫(回虫・ジアルジアなど)
特に子猫・外に出る猫は要注意。
下痢・軟便が続く原因のひとつです。
6. ウイルス・細菌感染
猫風邪ウイルスや細菌性腸炎など、感染症で下痢が続くことがあります。
7. 食物アレルギー・過敏性腸症
特定の原材料(鶏・魚・穀物など)が合わず、慢性的な下痢の原因になることもあります。
8. 高齢猫の消化力低下
年齢とともに消化能力が落ち、下痢・軟便になりやすくなります。
受診が必要な“危険な下痢”のサイン
次のような症状がある場合は、自宅ケアではなく受診をおすすめします。
● 24〜48時間以上、下痢が続く
脱水や腸の異常が進む可能性があります。
● 血便・黒い便が出る
腸の出血が疑われます。
● 何度も嘔吐を伴う
胃腸炎・膵炎・異物誤飲の可能性。
● 元気がない・ぐったりしている
体全体に負担がかかっています。
● 水すら飲めない・すぐ吐く
脱水が急速に進む危険があります。
● 子猫やシニア猫の下痢が続く
体力が少ないため、早めの診察が必要です。
「いつもと違う」という違和感が何より大切です。
家庭でできる猫の下痢ケア(安全にできる方法)
● まずは半日〜1日の食事を控えめに(絶食しすぎはNG)
胃腸を休ませるために少量ずつ与えます。
※子猫・シニア猫は絶食は危険なので注意!
● 水分補給をしっかり行う
脱水がもっとも危険です。
ウェットフード、スープ、ぬるま湯などで水分を補いましょう。
● フードをやさしい消化ケア用に切り替える
消化に良いフード(低脂肪・消化ケア用)がおすすめです。
● お腹を冷やさないようにする
夏の冷房・冬の冷えに注意。ブランケットや猫ベッドで温めます。
● おやつは完全に中止する
脂質の多いおやつは下痢を悪化させます。
● トイレの便をよく観察する
・色
・におい
・柔らかさ
・血の有無
これらの情報は病院でとても役に立ちます。
下痢を繰り返さないための予防策
● フードの切り替えはゆっくり(1週間かける)
急な変更は下痢の原因になります。
● 脂質の低いフードを選ぶ
胃腸が弱い猫には特に効果的です。
● ストレスの少ない環境づくり
生活リズムや安心できる空間を整えます。
● ブラッシングで毛玉ケア
毛玉が腸を刺激し、下痢を引き起こすことがあります。
● 定期的な健康診断
特にシニア猫は年2回の検診がおすすめです。
まとめ|“続く下痢”は必ず理由があります
猫の下痢は珍しくありませんが、
続く下痢には必ず原因があります。
家庭でできるケアで落ち着くケースも多い一方で、
長く続く場合や元気がない場合は、迷わず受診することが大切です。
あなたの気づきとサポートが、猫ちゃんの身体を守る大切な力になります。
焦らず、優しく、少しずつケアしてあげてくださいね。
