「最近よく寝ている」「食べる量が減った気がする」「動きがゆっくりになった」
シニア期に入った猫の変化に、戸惑いや不安を感じる飼い主さんは少なくありません。
猫は年齢を重ねるにつれて、少しずつ体調や行動に変化が現れます。
その多くは自然な老化ですが、病気の初期サインが紛れていることもあります。
この記事では、シニア猫に増えやすい体調変化と、
毎日できるチェックポイント、受診を考える目安を分かりやすく解説します。
- 食欲が急に落ちた・丸1日以上ほとんど食べない
- 急激に体重が減った、または増えた
- ぐったりして動かない・反応が鈍い
- 何度も吐く・下痢が続いている
- おしっこやうんちの量・回数が明らかに変わった
「年だから仕方ない」と決めつけず、気になる変化は相談しましょう。
シニア猫とは何歳から?
一般的に猫は、7歳頃からシニア期に入ると言われています。
10歳を超えると、体の機能がさらにゆっくりと変化しやすくなります。
個体差はありますが、若い頃と同じ感覚で過ごすのではなく、
「変化を前提にしたケア」が大切になります。
シニア猫に増えやすい体調変化
① 食欲・体重の変化
食べる量が減る、好き嫌いが増える、体重が落ちるなどの変化が見られます。
歯や口のトラブル、内臓の不調が隠れていることもあるため注意が必要です。
② 動きが鈍くなる・寝ている時間が増える
ジャンプをしなくなった、動作がゆっくりになったなどの変化は、
関節の痛みや筋力低下が関係している場合があります。
③ 排泄の変化(おしっこ・うんち)
トイレの回数が増える・減る、粗相をするなどの変化は、
腎臓病や膀胱炎などの病気のサインのこともあります。
④ 被毛・見た目の変化
毛づやが悪くなる、毛玉が増える、
身だしなみをしなくなることがあります。
⑤ 行動・性格の変化
甘えん坊になる、逆に触られるのを嫌がる、
夜鳴きが増えるなどの変化が見られることもあります。
毎日できるチェックポイント
- 食事量・水を飲む量
- 体重(できれば週1回)
- トイレの回数・量・状態
- 動きや歩き方の変化
- 被毛・口の中・目や鼻の状態
「昨日と違う」を感じ取ることが、早期発見につながります。
シニア猫と暮らすうえでのポイント
- トイレや寝床は段差を減らし、移動しやすくする
- 食事は年齢や体調に合ったものを選ぶ
- 定期的な健康診断を受ける
- 無理に構いすぎず、安心できる距離感を保つ
まとめ|「年のせい」にせず、変化を見守ることが大切
シニア猫の体調変化は、自然な老化の一部であることも多いですが、
病気の初期サインが隠れている場合もあります。
日々の小さな変化に気づき、早めに対応することで、
猫が安心して穏やかなシニア期を過ごせるようになります。
気になることがあれば、無理に様子見せず、
動物病院へ相談することがいちばんの安心です。
