「最近、夜になるとよく鳴く…」
「前より鳴く回数が増えた気がするけれど、病気なのかな?」
猫の“鳴く”という行動は、
●要求
●不安
●痛み
●老化
●病気のサイン
など多くの意味を持っています。
特に **夜泣きや鳴き声の増加** は、
ただのわがままではなく体の変化を示す重要なシグナルの可能性があります。
この記事では、
● 夜によく鳴く理由
● 鳴く回数が増える原因
● チェックすべき行動や症状
● 病院へ行くべきタイミング
を初心者でも分かりやすくまとめました。
「いつもと違う鳴き方」を見極めるための参考にしてください。
夜泣き・鳴く回数が増える主な原因
1. 要求・習慣(特に若い猫)
・遊んでほしい
・お腹がすいた
・外の物音が気になる
など、要求行動の可能性。
ただし“以前より増えた”場合は要注意。
2. ストレスや不安
猫はストレスを鳴き声で表すことがあります。
【ストレス要因】
引っ越し
新入り猫
来客
飼い主が不在がち
家具の配置替え
不安行動として夜泣きが増えることも。
3. 加齢による認知機能の低下(猫の認知症)
シニア猫(特に15歳以上)でよくみられます。
【特徴】
夜中に大声で鳴く
飼い主を探すように鳴く
目的なく歩き回る
昼夜逆転
鳴き声が突然大きくなる場合もあります。
4. 体の痛み・不快感
痛みがあると落ち着かず、鳴くことでサインを出すことがあります。
【考えられる痛み】
関節痛
腹痛
口内炎
外傷
普段と違う鳴き声(弱々しい・悲痛な声)は特に注意。
5. 泌尿器トラブル(膀胱炎・尿路閉塞)
排泄時の痛みや不快感で鳴くことがあります。
【サイン】
トイレに何度も行って鳴く
尿が少ない
血尿
苦しそう
特にオス猫は命に関わることがあるため早急な受診が必要。
6. 甲状腺機能亢進症(高齢猫に多い)
代謝が活発になり、夜間に興奮したように鳴き続けることがあります。
その他の特徴
よく食べるのに体重が減る
活動量が増える
落ち着きがない
7. 聴覚異常や視覚低下
年齢による感覚低下で不安を感じ、鳴くことがあります。
夜泣き・鳴き方の変化でチェックすべきポイント
1. 鳴く時間帯(夜だけ?昼も?)
夜限定なら
→ 認知症・不安・環境要因の可能性
昼夜問わず増えたなら
→ 痛み・病気の可能性が高い
2. 鳴き声の種類(甲高い・低い・苦しそうなど)
苦しそうな声は緊急性が高いサイン。
3. 付随する症状
以下がある場合は病院へ:
食欲低下
水を大量/全く飲まない
嘔吐
下痢
尿トラブル
衰弱・ぐったり
4. 行動変化の有無
・部屋を歩き回る
・隠れる
・攻撃的になる
などの行動変化も重要。
家庭でできる対処法(病気の疑いが低い場合)
1. 安心できる環境を整える
● 電気を薄くつけておく
● ベッドや安心スペースを増やす
● 夜の運動タイムを増やす
2. 睡眠リズムを整える
昼間に遊び、夜に寝る流れをつくる。
3. ストレス要因の除去
新入り猫が原因の場合は距離を置く・慣れるためのステップを見直す。
4. 食事・トイレ環境の見直し
要求鳴きが原因の場合は
食事時間の見直し
トイレ清掃
なども効果的。
5. シニア猫には“夜用ケア”が有効
● 落ち着く音楽
● 柔らかい照明
● 夜の散歩(室内)
● 体を温めるベッド
病院へ行くべきタイミング
【すぐ受診】
● 苦しそうに鳴く
● トイレで鳴く(尿路閉塞の可能性)
● ぐったりしている
● 食欲がほとんどない
● 嘔吐が続く
【当日〜翌日までに受診】
● 夜泣きが続く
● 高齢猫の急な行動変化
● 甲状腺機能亢進症が疑われる
【数日様子見でも可】
● 明らかなストレス原因がある
● 食欲・元気はある
● 環境変化の直後
ただし“改善しなければ受診”が基本。
まとめ|夜泣き・鳴き声の変化は早期発見につながる重要なサイン
猫の夜泣きや鳴く回数の増加は、
ストレス・要求だけでなく、痛みや病気の初期症状であることも少なくありません。
● ストレス
● 認知機能低下
● 尿路トラブル
● 甲状腺の病気
● 痛み・不安
これらがよく見られる原因です。
特に、
・苦しそうな声
・トイレで鳴く
・食欲低下
・高齢猫の急な行動変化
は早めに受診が必要です。
「いつもと違う鳴き方」は猫からのSOS。
早く気づいてあげることが健康を守る一番の近道です。
